本格米焼酎「肥後 時習館」
時習館は賢君細川重賢によって開設された藩校です。九州諸藩の中で最も早く作られた藩校の一つで、福岡・佐賀・鹿児島などの藩は、時習館の影響を受けて藩校を作ったと言われています。入学資格を武士身分に限定せず、庶民でも能力の高い子どもには門戸が開かれていたことや、生徒を決まった型にはめ込むような指導ではなく「生徒の才に従い教育」していたことなど、柔軟で懐の深い人材育成を目標とした開放的で先進的な教育が、時習館が諸藩から目指すべき藩校として支持された理由なのかもしれません。
幕末の偉人横井小楠は時習館の生徒の中でも特に優秀なエリートしかなれない居寮生として過ごしました。井上毅は明治政府の官僚・政治家として、憲法や教育勅語などの草案を作っています。北里柴三郎も青年時代に時習館で学んでいます。また、多くの時習館出身者たちは実直で有能な官僚として明治政府で活躍し、日本の近代化の推進に大きな役割を果たしました。
真の改革(維新)とは、過去や現実を全て否定するのではなく、これまで進んできた本流を深めた先に見えてくるものではないか。思想家や優れた実務家として、新しい日本を築いていくための大きな力となった時習館出身者たちに習い、長い歴史と文化の道をさらに深く突き進んだ末にたどり着いた正統派、それが本格米焼酎「肥後 時習館」なのです。
熊本で育ち、熊本はもちろん日本や世界のいろいろな場所で生きている人たちの心には、藩校時習館の遺伝子が残っているのではと感じることがあります。目立つことよりも、本道を真っ直ぐ歩きながらやるべき仕事を着実にこなし、まわりから頼りにされる存在として日々を生きている。そんなあなたにこそお薦めしたいのが、真っ直ぐ深い正統派、本格米焼酎「肥後 時習館」なのです。